ファスティング 16時間ファスティングで最も効果を出す方法
こんにちは。
ファスティングトレーナーの西原です。
今回は、
本格的なファスティングは難しい方!
16時間のファスティングで最大限に効果を出す方法です。
健康効果についてお伝えしていきます
ファスティング 老化にストップ!
南カルフォルニア大学や
イリノイ大学で行われた
断食の研究では、数か月に一度
2日~4日間の断食によって老化や
腫瘍の成長リスクに関わる酵素である
プロテインキナーゼA(PKA)が
減少し造血幹細胞が活性化することが分かりました。
つまり
・老化をストップさせ
・免疫力が回復する
と言うことが実証されました。
この研究では、断食を行うと
体が飢餓状態だ!と感じて
エネルギーを節約し傷ついた
免疫細胞をリサイクルしようと
し始めるため若返り効果や
デトックス効果、免疫力の回復が
得られるのではないかと考えられています。
ただ、この研究を率いていた
ロンゴ教授は、この効果を得るためには
数ヶ月に一度、2日間~4日間の
断食期間が必要だと言ってるんです。
じゃあ16時間じゃダメじゃん!
なんて思いますよね。
3日間も断食できないし、
もうやめた~!
っていうふうに諦めないでください。
実は、アメリカの国立衛生研究所が
出している論文では、それほど長い間の
断食をしなくても健康効果は得られる。
とあります。
その方法は、
断続的断食というもの
断続的断食とは
アメリカの国立衛生研究所の
断続的断食方法は、
食べる時間に時間制限を設けるというもの。
1日のうちに16時間、
何も食べない時間帯を作ります。
それを毎日同じパターンで食事をします。
ここで大事なのは食べる時間を
決めておくということです。
例えば午後12時に昼食、
そして午後8時までに夕食をとる。
次の日の午後12時までは
ノンカロリー例えば水のみで過ごす。
毎日同じパターンで生活するので、
慣れてしまえば結構続きやすいです。
断続的断食の効果(毎日16時間断食)
イリノイ大学の研究では、
カロリー制限をせずに
食事の時間帯を午後1時または
午後3時から午後7時までに
制限したグループと、
食事のタイミングを制限しなかった
グループで比較したところ
制限したグループの方が
・体重減少
・血糖値の改善
・活性酸素の減少
の効果ががある事が分かりました。
ただ、食べる時間が少ないから
摂取カロリーが減っただけじゃ?
と思いますよね?
これに対し、
摂取するカロリーも
食べる回数も同じ3回、
食べる時間だけ
午後1時~午後8時の7時間のグループ
と
午前8時~午後8時の12時間のグループ
で検証した研究があります。
結果、
食べない時間を16時間
作ったグループの方が
若返り効果や体重減少があったそうです。
ここまできたら、1日16時間
食べないで断続的断食を行う事に
効果がある事が分かってきたと思います。
様々な研究のメタ分析でも
断続的断食をする人としない人では
する人の体重減少とBMIの減少
体脂肪率の減少がはっきりしています。
本格的なファスティングは
ハードルが高いなと思っている方は
断続的断食はオススメです。
1日16時間食べない時間を設けるだけで
しっかりとした効果が得られるという事
が分かっています。
是非、行ってみてみてください。
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