肌トラブル シミの原因別対処法

シミの原因別対処法美肌

肌トラブル シミの原因別対処法

この記事をオススメする人!

・シミが気になる
・外仕事が多い
・肌が弱く日焼け止めを使えない
・マリンスポーツが好き
・シミ対策をしたい

この記事で得られる効果!

・シミの原因が分かる
・予防と対策
・美肌になる
・シミケア商品の選び方が分かる
・シミケアに必要な栄養が分かる
・危険なシミの見分け方が分かる



気が付いたらシミが出来ていてなかなか消えないんです。

もう諦めるしかないんですかね・・

西原
西原

諦めるのは早いですよ。

通常は肌のターンオーバーによって、メラニンを貯めこんだ細胞は時間とともにはがれ落ちて元の肌に戻ります。
今は正常なターンオーバーが行われずにシミになってしまっているのかもしれません。

どうやったら正常な肌のターンオーバーを取り戻せるんですか?

西原
西原

まずは下の表でご自分のシミの原因から知っていきましょう。

そして、予防と対策を試してみてください。

きっと健康的な綺麗な肌が取り戻せるはず!

 

 

シミの種類

シミの原因別対処法

日光性黒子(にっこうせいこくし)多くのシミがこのタイプです。
老人性色素斑とも呼ばれます。
淡褐色~濃褐色の色素斑で、
顔以外にも手、背、前腕、上背などの露出部に多い部分に現れます。
特に中年以降に増え、原因としては紫外線や日光を良く浴びていると考えられます。
雀卵斑(じゃくらんはん)いわゆるソバカスです。
直径数ミリ以下の丸い斑点のような顔に生じる茶褐色の小さな斑点で、頬や鼻の周りなどに出ていることが多いです。
3歳頃から現れ思春期に特に目立つようになります。
原因としては遺伝的性質が強く家族にもソバカスが見られることも少なくありません。
炎症後色素沈着(えんしょうごしきそちんちゃく))やけど、ニキビ、化粧品かぶれなどによる肌の炎症が治った後に生じる褐色のシミです。
年齢、性別、部位に関係なくできますが時間とともに薄くなっていくケースも多いです。
原因としては、やけど、ニキビ、かぶれ等の炎症、または炎症を起こしたことのある方です。
肝斑(かんぱん)女性に多く見られるシミで、
妊娠、経口避妊薬などによって誘発されたり悪化したりします。
女性ホルモンが関連して発症すると考えられています。
30代から40代頃から目立ち始め薄い褐色でやや大きく、頬骨に沿って左右対称にできる、目の周りは避けてできるというのが特徴的です。
高齢者ではほとんど見られません。
レーザー治療で悪化するのではないかとも言われています。
原因としては先ほど言ったようにホルモンバランスが考えられます。

ではこんな忌々しいシミはどうやってできていくの?・・・そのメカニズムを深堀していきます。

シミが発生するメカニズム

シミが発生するメカニズム

シミは肌の表面にある、ごく薄い表皮の中で発症します。
表皮は0.1㎜~0.3㎜の厚さしかないのですが、角質、顆粒層、有棘層、基底層の4層に分かれています。

なお、表皮の90%はケラチノサイト(表皮細胞)8%はメラノサイト(色素細胞)から成り立っています。

表皮が紫外線などの外部刺激を受けると一番下の基底層にあるメラノサイトへ信号が送られます。
すると表皮を守ろうとメラノサイトがメラニンを作りケラチノサイトへメラニンを受け渡します。

なんで~!?
メラニンといえばシミの素お肌の敵!
と思われがちですが
メラニンはケラチノサイト内に留まることで外部刺激から肌を守ってくれてるのです。
メラニンはメラニンのお仕事をちゃんとしようとしているのです☆

しかしそれならなぜシミへと繋がっていくのでしょう?シミが発生するメカニズム

必要以上の強い紫外線を浴びたり、
長時間紫外線を浴び続けてしまったり
すると肌を守るためにメラノサイトの数が増え、メラニンが大量に作られるようになってしまいます。

大量に生成された上に、
いつまでも排出されない。
メラニンが、いわゆる「しみ」になってしまうのです。

シミの原因となるのは、
黒色の「メラニン」という色素が要因です。
これは紫外線などの刺激を受けることで作られます。

ただし通常の日焼けであれば、
上で書いたように、
肌の生まれ変わりである
ターンオーバーによって、
メラニンを貯めこんだ細胞は時間とともにはがれ落ちます。

そのため、
一度は黒くなってしまった肌も
だんだん元通りの色に戻るのです。

夏に真っ黒に日焼けしていた小学生が、冬になると元通りになりますよね。
これらはターンオーバーが正常に働いているおかげなのです。

ターンオーバーが滞り、シミができる

それは長年紫外線を浴び続けることで肌がダメージを受け、皮膚の再生能力が低下してしまうからなんです。
ターンオーバーのサイクルが乱れ、
本来はがれ落ちるはずのメラニンを
貯めこんだ細胞がそのまま滞ってしまうことで「シミ」となります。

つまりまとめると
①ターンオーバーの滞り
紫外線などによる刺激によって過剰にメラニンが生成される→正しいターンオーバーが行われず、メラニンを溜め込んだ細胞が滞ってしまうというパターンでシミになっていく。

②活性酸素
肌の酸化、紫外線を浴びると、
体内で活性酸素が発生し肌を酸化させてしまいます。
酸化は
肌の中のいろいろな細胞や
物質にダメージを与え、
シミ・くすみだけでなく、シワ・たるみなど肌の老化を促す要因に。。

③血行不良
顔中に張り巡らされている毛細血管は、
肌に栄養を運ぶと同時に、
メラニンなどの老廃物を排出する働きをしています。

運動不足や冷えなどによって血行不良になると、できてしまったメラニンが排出されずに蓄積し、シミやくすみを引き起こす原因となってしまいます。

ただのシミでもあまり楽観視できないものもあるのでご注意を!

ただのシミでもあまり楽観視できないものもあるのでご注意一見したところは、
ちょっとしたシミに見える。
ですが、実は
「ガンのもと」であり、
放置してしまうと危険なタイプのシミもあるのです。

紫外線などが原因で発生する
一般的なしみが茶色であることに対して、がんのもとであるこの危険なしみは少し赤っぽい色をしているのが特徴です。
普通のしみに比べても気にならない程度のうっすらとしたものなんです。

放置してしまうと、
カサカサとしたかさぶたのような状態
になるのですが、
これこそが皮膚ガンとなってしまうかもしれない、危険なシミなのです。

このシミは「日光角化症」と呼ばれ、
紫外線の中でも波長が肌表面でDNA
を破壊するUVBが原因で起こります。
UVBが肌のDNAを破壊することが
がんの原因となってしまうのですが、
通常であれば免疫細胞の働きでDNAの破壊はブロックされます。

しかし、
肌の奥まで届いてしまうUVAが原因で発生する活性酸素には免疫細胞を弱める力があるので、ガンが成長するのを手助けしてしまうのです。

「ガンのもと」と聞くと
なんとなく怖く感じてしまうかもしれませんが、病巣が肌の表面にある段階であれば比較的簡単に治療できます。

2~3ヶ月赤みがひかない、
カサカサしたかさぶたのようなしみ、
など気になる症状がある方は、
早めの皮膚科受診をおすすめします。

ではここからは、
外側からできるシミケア成分とその効果について記していきます。

シミケア成分とその効果

肌トラブル
シミを予防するためには、
この4つの要因を意識して
スキンケアアイテムを選んだり、
生活習慣を改善することが大切です。

美白ケアをするなら、
まずはスキンケアから。

といっても世の中には美白を謳った商品で溢れかえっています。

そこで注目したいのが美白有効成分です

  • アルブチン
    メラニン生成に不可欠な酵素「チロシナーゼ」の働きを阻害し、過剰なメラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを防ぐ効果があります。
  • 安定型ビタミンC誘導体
    メラニンを淡色化する作用を持つビタミンCをもとにつくられた化合物で、メラニンの生成を遅らせる作用があります。
  • ビタミンCエチル
    ビタミンCの高い美白効果を十分に引き出す美白有効成分。角層深くじわじわ浸透して長く効果を発揮します。

このように美白成分には様々なものがあります。
成分表示をチェックして、美白化粧品選びの参考にしてみてくださいね。

美白化粧品は使い方も重要です。
使用する期間や
量のポイントを押さえて、
美白有効成分の効果を最大限引き出しましょう。

使用期間には個人差がありますが、
美容成分は少なくとも
1~2か月は続けて使用してみると良いと思います。

お肌のターンオーバーが巡って
効果の兆しが見え始める方もいると思います。
効果をきちんと実感するためには
できるだけ継続してみるとよいでしょう。

しかし、お肌に異常がある場合は使用は見合わせてくださいね。
モチロン使用量については商品ごとの用法用量をしっかり守りましょう

ではお次は内側からのケア
シミ対策には、
身体の内側からのケアも重要~!
シミケアに効果的な栄養素や食材、さらにサプリメントの効果的な飲み方をご紹介します。

シミ対策に効果的な栄養素&食材

肌トラブル
シミのケアには、
ビタミンACE(エース)
と総称されるビタミンA、C、Eを積極的に摂取するのがよいとされています。
それぞれの栄養素の効果と、
その栄養素を豊富に含む食材をチェックしましょう。

  • ビタミンA
    <効能> 肌の新陳代謝を促進して、ターンオーバーを正常化する働きがあります。
    <食材> レバー、あん肝、うなぎ、卵、乳製品
  • ビタミンC
    <効能> メラニン生成を遅延させたり、メラニン色素を淡色化する働きがあります。また肌の酸化を防ぐ抗酸化作用があります。
    <食材> リンゴ、キウイ、かんきつ類、ピーマン、さつまいも、じゃがいも、キャベツ、セロリ、ブロッコリー、かぼちゃ、ゴーヤ、ローズヒップティー、緑茶、クコの実
  • ビタミンE
    <効能>血管を酸化から守り、血行改善に役立ちます。また抗酸化作用により、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防に役立っていると考えられています。
    <食材>アーモンド、ピーナッツ、植物油、モロヘイヤ、かぼちゃ、うなぎ

 

特に注目なのが、クコの実。
ビタミンCだけでなく
抗酸化作用のあるポリフェノール類や、
美肌づくりを助けるビタミンB群など、
バランスよく含有していて、
継続的に摂取することで急性障害(紅斑)を防げることが明らかになっています。

サプリメントの効果的な飲み方
美白ケアができる栄養素は、
サプリメントから摂取するのもおすすめです。
ご紹介したビタミンACEの中でも、
とくにビタミンC、Eは体内に蓄積されにくいという特長があります。

血中のビタミン濃度を
高く維持するために、
1日数回に分けてこまめに飲むのがよいとされています。

また、就寝中はビタミンが排出されにくいので、就寝前には必ず飲むようにすると効果的です。

以上!シミについてでした~。

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