糖質制限ダイエット 食べ過ぎたカロリーは運動では帳消しにできない
この記事をオススメする人!
・飲み会が多くて食べ過ぎる
・食べ放題が大好き
・ダイエット中でも食べ過ぎてしまう
・糖質制限ダイエット中
この記事で得られる効果!
・食べ過ぎ対策
・食べ過ぎ後の対策
・糖質制限のホント
ダイエット中でも飲み会があるとつい食べ過ぎてしまいます。
でも、次の日食べずに運動してます。
前日の暴飲暴食は絶食や運動で帳消しには出来ませんよ。
かえってバランスが崩れて体調不良の可能性も・・・
え?食べ過ぎたときはどうしたらいいんですか?
運動をしたり食事を気を付ける事は大事ですが、気を付けるポイントがあります。ぜひ、やってしまった~と言うときは試してみてください。
『帳消しにはできないけど帳消しにしやすくする方法』を深堀しましょう。
食べ過ぎた!その後の運動の意味は??
例えば、600㎉の菓子パンを食べたとします。
食べた後で
「運動で消費すれば問題ないでしょ」
と、考えたことありますよね。
ところがそれは大きな間違いです。
理由は、運動でカロリーを
消費するときには、
ミネラルやビタミンも消費します。
ミネラルやビタミンを含まない
菓子パンを食べてカロリーを消費すると
身体の栄養不足はさらに加速
してしまうので菓子パンや
甘いもので摂取してしまった
600㎉をなかったことにするのは
非常に難しいことなのです。
運動に必要な栄養素を摂ってから
でないと身体の代謝はかえって
落ちてしまいます。
食べ過ぎをリセットすることは難しいのです。
食べ過ぎ後の絶食は代謝の面では逆効果
食べ過ぎた後に調整の為の絶食・・・
やっちゃいがちですが、
暴食してしまった後というのは
ただでさえ栄養バランスが崩れています。
翌日に絶食したり、低カロリー食、
サラダだけなどの食事にすると
さらに栄養不足に・・・
余計なカロリーを摂りたくない
気持ちは解りますが、
このような時こそ高栄養な卵や肉、
魚、大豆をしっかり食べましょう。
負の連鎖を引き起こさないためにも、
暴食後こそ栄養バランスよくたべなければいけません。
炭水化物と糖質の違い
炭水化物と糖質、
なんとなく太りそうというイメージで
ひとくくりにされていますが、
同じもののようでいて実は異なるものなのです
炭水化物とは、
活動のエネルギー源になる大切な栄養素
脂質やたんぱく質と並んで、
「三大栄養素」のひとつです。
1日あたりに必要なエネルギーの
50〜65%を炭水化物から摂り入れる
ことが目標とされていることからも、
特に重要な栄養素だということがわかります。
「炭水化物」には、
糖質だけでなく食物繊維も含まれます
わたしたちが身体を動かす際には
筋肉を使いますよね。
炭水化物が体内に取り込まれることで、
筋肉を動かすエネルギー源へと変換されるのです。
また、筋肉だけでなく
脳のエネルギー源にもなりますよ。
炭水化物のはたらきを簡単にまとめると
「身体や脳を動かすエネルギー」
といえますが、実は糖質と食物繊維は
体内で別の働きを担っています。
糖質のはたらきは主にふたつあり、
「エネルギー生成」と
「燃料の貯蓄」です。
糖質は重要な
「身体や脳を動かすエネルギー」なのです。
糖質制限ダイエットは安全か
糖質の高い食べ物の摂取を控える
糖質制限ダイエット。
しかし自己流の間違ったやり方で
行っている人も多いようです。
糖質制限ダイエットは
正しいやり方で行えば
効果的に脂肪を落とすことが出来て
さらにダイエット後にも、
リバウンドしにくい体をキープできます。
しかし、間違ったやり方では
思うように結果が出ないばかりか、
健康リスクをもたらす危険性があります。
糖質制限ダイエットの
基本的なメカニズムは
糖質の摂取を抑えることで
血糖値とインスリン分泌を抑制し
中性脂肪をつきにくくするというものです。
元々は糖尿病患者さん向けの
食事療法に取り入れられている方法です
正しい方法で行えば
健康リスクが生じる危険性はありません。
正しい方法であれば
安全なダイエット方法と言えるでしょう。
しかし、間違った自己流であれば
効果も得られず、健康被害も
及んでくるという事を頭に入れておきましょう。
違いを意識して効率的にダイエット
糖質制限を始めると・・・
様々な変化が身体に起きてきます。
★便秘になりやすくなる
糖質制限ダイエットでまず
摂取を控えるべき食品は、
ごはんやパン、麺類といった主食、
すなわち炭水化物です。
炭水化物は食物繊維を多く
含んでいるため、これらを摂取しない
ことで食物繊維不足になってしまいます。
そこで問題になるのは、便秘。
食物繊維は、腸内の善玉菌のエサ
となって腸内環境を整える役割を
もっており、規則正しい排泄には
欠かせない要素です。
そのため、食物繊維が不足すると、
腸内の善玉菌が減少して腸内環境が乱れ、
悪玉菌の増殖を促してしまいます。
その結果、便秘気味になり、肌荒れや
体調不良などの症状につながることも考えられます。
主食を控えることによる食物繊維不足、
それに伴う便秘を防ぐためには、
食物繊維を多く含む野菜やキノコ、
大豆製品、ナッツ類などを積極的に
食べることが大切です。
腸内の善玉菌を増やす働きのある
ビフィズス菌や乳酸菌を多く含む
ヨーグルトや納豆なども活用しましょう。
さらに、いつも以上に水分を
たくさん摂ることも意識するとなお捗ります。
水分を摂取することで便が柔らかくなり、
便秘の改善が期待できます。
女性なら1日2リットル程度、
男性なら3リットル程度のお水を飲むのが理想的です。
喉の渇きを感じる前に、こまめに飲むようにしましょう。
★身体が冷えやすくなる
過度の糖質制限は、
身体を冷えやすくする危険性があります。
というのも、糖質には身体の熱を
つくり出す働きがあるため。
糖質だけでなく、たんぱく質や
脂質など必要な栄養素まで
カットしてしまっている場合、
筋肉量が減少し、基礎代謝量も落ちてしまいます。
そうなると、さらに身体は冷えやすくなります。
糖質制限ダイエットによる冷えを予防
するためには、過度な糖質制限を
行わないことが重要です。
あわせて、適度な運動を行って
筋肉量を増やしたり、暖かい格好を
心がけたりお風呂にゆっくり浸かったり
など身体を冷やさない工夫をしましょう。
また、身体を温める作用のある食品を
積極的に取り入れるのもおすすめです。
例えば、生姜です。
ショウガオールという身体の冷え改善に
効果的な成分が含まれている上に、低糖質です。
また、料理の薬味として加えると
風味がアップするので、調味料の使用を
控えめにした薄めの味付けでも
満足する味わいになります。
ぜひメニューに取り入れてみてください。
★頭痛やめまいが起きやすくなる。
糖質だけでなく全体の食事量を
過度に減らしたり、必要な栄養素まで
カットしたりすることで、頭痛や
めまいが起きる危険性があります。
頭痛の原因のひとつは、ビタミンB群不足。
ビタミンB群が不足すると、
円滑な代謝活動が行えなくなり、
その代償として頭痛が生じることがあるのです。
一方、めまいの原因のひとつは
身体のエネルギー不足です。
糖質を制限する場合、
糖質に代わって身体のエネルギー源
となるのはたんぱく質や脂質ですから、
これらもカットしてしまうと身体は
エネルギー不足になり、めまいにつながります。
この他、糖質には中毒性があるため、
今まで糖質への依存度が高かった人ほど
食べられないストレスを感じ、
それが頭痛やめまいの原因になる
といわれています。
糖質制限による頭痛やめまいを予防
するためには、糖質は制限しつつも、
たんぱく質や脂質、ビタミン類、
ミネラル類などの必要な栄養素は
しっかりと摂取することが大事です。
このように、間違った糖質制限は、
健康上のリスクをもたらす危険性があります。
しかし、これらの症状はいずれも、
適切な方法で糖質制限ダイエットを
行っていれば回避できるものです。
正しい知識を身に付けることを目指しましょう。
なお、以下の病気に当てはまる方は、
糖質制限ダイエットを行うことによって
病気が重篤化する危険性があるため注意が必要です
- 肝硬変
- 腎疾患
- 活動性膵炎
- 長鎖脂肪酸代謝異常
上記以外にも、既に糖尿病を発症して
おり経口血糖降下薬を服用している人や
インスリン注射を投与している人
の場合には、糖質制限ダイエットに
よって低血糖発作を引き起こすことがあります。
必ず主治医と相談をしてください。
健康リスクが生じたり
ダイエットが上手くいかない
といった理由の中には
正しい方法で糖質制限が出来て
いなかったという場合が多く見られるのです。
★実は糖質の高いものを摂取している。
ご飯やパン、パスタなどの
わかりやすい食べ物は避けているけれど、
以外とヘルシーに見えて
糖質の高いものもあるんです。
例えば、春雨はヘルシーに見えますが
糖質に関して言えば100g当たり
糖質80gと結構お高めなのです。
また、糖質ダイエット中は
主食を控える代わりに野菜を沢山
食べるように心がけている方も
多いですが、野菜の中には
糖質が高く、控えたほうがよい野菜もあります。
特に、トマトやトウモロコシ、
ニンジンといった甘みの強い野菜、
サツマイモやじゃがいも、
レンコン、カボチャなどの根菜類には注意が必要です。
加えて、市販の野菜ジュースも、
糖質の高い野菜や果物が含まれている
ものが多いので避けたほうが望ましいといえます。
この他、洋菓子などより
ヘルシーなイメージのある
粒あんも高糖質なため、
避けた方がよいでしょう。
このようにカロリーは低いけれど、
糖質制限ダイエットには適さない
食品や食材は沢山あります。
食品のラベルに記載されている
食品成分表示を確認する習慣もつけておくと安心です。
それぞれ体調やご自分の状態によって
この方法が向いているか?
考えて挑戦するのが良いかと思います。
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